台湾でのアルバイト探し

qilixiang-1204638_960_720台湾で日本人がアルバイトをする場合、最も多いのは日本人経営のレストランや居酒屋の接客か、日本語を教えるバイトです。

中国語が話せない場合、最初に日本人経営のお店で働く人が圧倒的に多く、ほかにも日本人客が多いホテルや茶館、レストラン、医療機関などでたまに接客係や受付を募集しているようです。

時給は平均NT150~がほとんど。MRT中山駅周辺に日本人経営の飲食店や宿泊施設が集まっているので、直接聞いてみるといいでしょう。

日本語を教えるバイトは様々な形態があり、語学塾、家庭教師、大学内など、チャンスは幅広く、他のバイトと比べると、比較的自由で時給も割高です。 中国語は話せたほうがいいですが、入門や初級レベル以外はほとんど日本語しか使わないので、生徒の日本語レベルによっては全く中国語がわからなくても大丈 夫です。

語学塾は、時給制と月給制があり、私の知る限り時給はNT300~500辺りが相場です。月給制の場合は、バイトと言うより専属の日本語教師といったほうがよさそうで、一ヶ月NT18000~30000くらいと塾によって大きく開きがあります。

日本語教師という仕事を目的に台湾へ来る方も多いようで、塾によって日本語教師の資格を問われる場合もあり、未経験の場合は、相当の授業準備が必要です。直接塾に問い合わせるか、日本語教師関連のウェブサイトを探すと、台湾の日本語塾が多数出てきます。

家庭教師の場合は、生徒との相談、交渉次第で時給、場所、時間数など異なりますが、平均は一時間NT500で、週に1~2回2時間というケースが多 いです。日本語検定試験の準備に家庭教師を頼む人が多く、その他会話練習のためや、会社で日本語を使うためのビジネス日本語や文章添削、敬語練習を頼む生 徒も多いです。

家庭教師の場合は、生徒が突然放棄することもしばしば。契約なんていうものはなく、口約束がほとんどで、突然の授業キャンセルや、家庭教師自体やめる人も多く、安定な収入源とは言えません。ただ、教え方、時間、場所等相談して決められるので融通が利きます。

大学内の場合は、大学付属の語学学校の先生が話を持ってくることがほとんどです。私に舞い込んだ話は、日本語学科の課外授業で、三ヶ月間週に一度現 地の学生と討論会をすること(全部でNT1500 )、日本語教材の中国語の音声吹き込み(NT 2500くらい)、中国語教師の卵の模擬授業生徒役(NT300+昼食)などでした。ほかには翻訳や通訳のアルバイトもあるようです。

語学学校に通うなら、先生と仲良くなるとこのような話が舞い込んでくるかもしれませんよ。

翻訳・通訳(中・英→日)のバイトもあります。雑誌など紙媒体の翻訳は一文字NT0.5~2程度、テレビ番組の翻訳それぞれ場合によって違うようで す。以前、展示会のキャンペーンガール(パンフレット配り、日本語or中国語での紹介)の話をもらいましたが、それは一時間$90(米ドル)でした。中国 語が話せる日本人の需要は高いものの、こういった話は公開募集ではなく、友人のツテなどが多いようです。

以上、いくつかのアルバイトをご紹介しましたが、アルバイトの情報はやはり人伝いに舞い込んで来ることが多いです。語学学校や、ゲストハウスなど、人の集まるところで聞いてみると意外と簡単に職を得られますので、勇気を出して直接聞いてみてください。


取材協力:台湾トランス(台湾留学・ワーホリサポート)

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