韓国の物価事情

don-1264858_960_720■食料品

物価の安いと思われていた韓国ですが、意外にも農産産物や畜産物は高い輸入関税の影響もあって日本よりむしろ高めです。 そのため、生活費における食費については日本と同等程度と考えておいた方がよいでしょう。
特に生活用品は割高です。トイレットペーパーなどの紙製品が高く、シャンプーやリンス、生理用ナプキンも日本の2倍はします。
韓国で安いのは交通手段。タクシーは初乗りが1,900W(145円、2009年8月現在)なので、市民が気軽に利用しています。ちなみに深夜料金も一応 ありますが、それでも日本より断然安い。地下鉄やバスも初乗り1,000 W(75円位)で、T-moneyという交通カードを使えば、普通の値段より100 W割引で、地下鉄のあと30分以内にバスに乗り換えるとバス代が免除になります。高速道路も4時間走っても9,000 W(680円位)ほど。

韓国では下手すると自炊よりも外食の方が安いので、利用する機会は多いでしょう。 外食しても安ければ1,000Wとか2,500W(76円から190円)くらいから食べられます。普通のアジュンマがやっているような食堂でも、 4,000 W(300円位)もあればおいしいおかずがたくさんついてメインがどんっと出てきます。あとお菓子やアイスも安く、500 W(38円位)くらいからあります。 ただ、日本食は自炊する方が安いです。

韓国ではアルバイトの時給が高くても5,000 W(380円位)なので、 その安い時給は、ワーホリにとっては死活問題になります。現地でのアルバイト収入にあまり大きく期待せず、出発前から資金プランをしっかり立てた方が賢明でしょう。

■日本食

韓国でも日本食材を手に入れることができます。ソウル市内の東部二村洞などの日本人が集まる地域には日本食料品を専門に扱う店もあるほか、レストランであ れば、「日式」や「正統日式]などと看板を掲げた日本食店があります。味の方は、店によってかなりの格差があるようですので、いろいろと試してみるか、も しくは滞在の長い日本人に尋ねてみると良いでしょう。

■雑貨

韓国にも日本の100円ショップと同様に1000ウォンショップがありますので、雑貨類はこうした店で安くそろえることができます。商品は日本の100円ショップで購入するものとほぼ同じですから、日本から持参するよりも現地調達がお勧めです。

■家賃

家賃は下宿や寄宿舎、ワンルームマンションなど滞在の方法により大きく差があります。また支払い方法も日本と異なることがあります。

下宿は場所にもよりますが、朝夕家具つきで35万W(約27,000円)から50万W(約38,000円)まであります。日本の東京に比べたら50万Wは格安に思えますが、一ヶ月の収入があまり期待できないので、それでもここでは割高になります。

賃貸した場合の家賃の形態は主に「契約期間の家賃全額(チョンセ)」または「保証金あり(退室時に全額返金)+毎月の家賃(ウォルセ)」または「保証金なしで毎月 家賃(ウォルセ)」の3種類。
基本的に保証金ありの方が毎月の家賃は安くなります。保証金の額は100万w~。保証金に関しては高額で、円高円安に大きく左右されます。

詳しくは住居の探し方も参照してください。

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