携帯電話事情

S__3932177「香港人は電話好き」と言われるが、香港人がここかしこで電話しまくっているのには、実は別の理由もある。香港の携帯電話は、とにかく安い!のだ。

香港には多くの携帯電話会社がありプランも豊富だが、SMSなどのテキストメールは通話料より高い料金設定になっていることが多い。だから香港人は、メールを送るよりも直接電話してしまうことを好むのだろう。

メールの代わりに電話して長電話になったとしても、とにかく電話代が空気のように安いので、気にする必要もないのである。

これは通常のプランのみに限らずプリペイドプランにも言えることで、たとえば私が現在使っているPeople社(China Mobile/中國移動)の「Super Talk Prepaid SIM Card」というプリペイドプランでは、1分あたりの通話料がわずか0.05~0.12香港ドル(約0.5~1.3円)といった安さに設定されている。

香港ではその時々によって色々なプランが出来たり無くなったりしているが、国際電話やデータ通信ができるプランなど、プリペイドプランだけでも常に数種類のプランが用意されているので、自分に合ったプランを選ぶようにしよう。

携帯電話機本体に関しては、ワーキングホリデーなど比較的短期の滞在の場合、日本から持ってきた自分の携帯電話を店頭に持ち込んでSIMロック解除してもらい、プリペイドSIMカードを挿入して使用するのが一番簡単で安上がりだと思う。

そうすれば新しい電話機を購入する必要もないし、日本語のメールをそのまま変わらず送受信することもできるので便利だ。

ただ注意点としては、SIMロックを解除する際に電話機内のデータが消去されてしまったり、電話機自体が故障してしまう可能性もゼロではない。そういったことを避けるためには、業者選び等は慎重にしたほうが良いだろう。

また、そういった事態がどうしても心配な場合は、安い機種を探せば300香港ドル(約3,300円)くらいから電話機本体を購入することもできるので、こだわりが無いのであれば、そういった機種を購入して使用するのも悪くないのではと思う。

いずれにしろ日本より遥かにに安い電話事情となっている香港なので、あまり悩まず気楽に手続きを済ませてしまおう。

 

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