香港での住居の探し方−2(ワーホリにイチオシのエリア)

hong-kong-1193116_960_720■ワーホリにイチオシのエリア

家族単位で来港することが多い駐在員に比べ、ワーホリは個人で来る人がほとんど。個人なので予算は抑えないといけないが、その分、家族や子供の環境など考える必要がないのが利点だ。

要はワーホリなら、とにかく自分の行動範囲へのアクセスが良く、かつ安全な場所がベストではなかろうか。

香港の繁華街といえば銅鑼湾(Causeway bay/トンローワン)や尖沙咀(チムサーチョイ)が有名で、ワーホリで働く際もおそらくこのどちらかで働くことが多いのではと思う。もちろんこれらのエ リア内で住めれば一番良いのだが、いまやCauseway bayは、日本の銀座やNew Yorkの5番街をも越える地価へと価格が高騰してしまった。このエリア内に安く住むとなると、かなり低ランクの住宅…それもおそらく、日本ではありえな いくらいのボロ屋を覚悟しなくてはならない。

香港ではまだまだ格差が大きく、日本ではとっくに廃屋になっておかしくないような場所でも、いまだ人が住んでいるのだ。

さて、ではある程度まともに住める範囲で上記の条件をクリアしている場所はどこか?それが筆者のイチオシエリア、湾仔(ワンチャイ)である!
ワンチャイはMTR(地下鉄)の駅でいうとCauseway Bayの隣にあたるエリアで、地下鉄以外にもバス、トラム、フェリー等すべてが交わる場所に位置する。また、Causeway Bayだけでなくチムサーチョイに出るにも、バス路線が豊富で、それに加えて地下鉄、フェリーが使えるので大変便利なのだ。

ワンチャイ自体は新旧が入り混じったエリアで、超ローカルなストリートから一本入れば洒落たバーが立ち並び、さらにまた一本入るとレストランが軒を連ねていたりする。まだまだ古い建物が多いが、最近は徐々に人気も出て地価が上がりつつある場所だ。

おそらここも、この先数年も経てば、ワーホリで住むには難しいエリアになってしまうことだろう。

とはいえ、今ならまだ間に合うはず。良さそうな物件があったら、迷わず押さえよう!多少MTRの駅から離れていても、トラム通りやバス停の近くなら 利便性にまったく問題ないはずだ。ただし、香港の建物はどこも水周りが弱い傾向が強いので、特に古い建物は、さらに念に念を入れて確認することをオススメする。

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