ワーホリ準備マニュアル(香港編)

hongkong-1273077_960_720■まず、しっかり情報を集めよう

香港にワーキングホリデーに行きたい人に最大の難関となりそうなのがビザの取得。香港のワーキングホリデービザは2016年に年間1500名にまで拡大されたものの、他国と比較して決して多いとはいえない「プレミアムチケット」です。ただし未だ制度自体の知名度が低く、またアジア各国 は「近すぎる」事もあってワーキングホリデービザでの渡航者数が少ないことを考慮すると早い時期の申請が有利になる可能性もあります。
まずは渡航の目的をハッキリさせた上で、情報を集め、そして行き先や大まかなスケジュールを立ててみましょう。目的に応じて、場合によってはワーホリではなく学生ビザをなど、他のビザを選択した方がいい場合もあります。

情報集めは「ワーホリWEB」などのインターネット媒体を活用するのが一般的。ワーキングホリデーSNSなどのソーシャルネットワークサービスなども経験者からの話が聞けたりと、情報の宝庫です。
また、初めての海外生活で不安な人や語学に自信の無い方などは目的や状況に応じて留学エージェントに相談したり、その各種サポートを利用するのもよいでしょう。

■出発準備

具体的に計画がまとまったら順番に出発の準備をはじめましょう。ビザの発給条件や定員に対する空席の状況などを確認しながら出発のためのスケジュールを立ててゆくことになります。

  1. パスポートを申請する。
  2. パスポートが取得できたらビザ申請のための書類やワーキングホリデー保険の資料を入手してビザの申請する。
  3. ビザが許可されたら出発のための準備に取り掛かる。
  4. 電子辞書やデジカメなど、ワーホリの必須アイテムを揃えよう。
  5. 最初の宿泊先を手配しよう。始めは何かと慌しいもの。初日から1週間ほどの宿泊をあらかじめ手配しておこう。語学学校に行く人は学校を経由して宿泊や住居の手配ができる場合もある。
  6. お金の準備をしよう。当初の生活費はクレジットカードを利用するか、10万円程度をプリペイド式のカードなどにして持って行くのが簡単。渡航後に現地で銀行口座を開設してから日本より送金する方法もある。シティバンクなどを利用して国際キャッシュカードを利用して引き出す方法もあるが手数料負担が大きいのが難点。
    このほか、大きめの出費ではクレジットカードを利用するのもお勧め。この場合、カード会社の設定するレートで換算され、日本の銀行口座から引き落とされるので送金する手間を省く事ができる。
  7. 出発の2週間前には必要に応じて住民票や年金、税金の各種手続きをしておこう。
  8. 荷物の準備をしよう。じっくり滞在型のワーホリの場合はスーツケース、移動が多い旅行形のワーホリならバックパックがお勧め。すべて自分で持ってゆくのではなく、郵便や宅配便を使って送る方法も選択肢として検討しよう。ただし基本は「現地調達」にしたい。
  9. 無事に着いたら、実質的に大使館・領事館業務を行っている『交流協会』の現地事務所に在留届を提出しよう。

■女性向けの荷造りガイド

香港の夏はとにかく蒸し暑いもので、薄手のカーディガンなど中途半端な羽織り物は必要ないと考えていた。でも、これが大間違い!
確かに外は暑いのだが、室内は恐ろしいほどエアコンが効いていて、半袖だけではとにかく寒い。なので秋冬物以外にも、涼しい時にちょっと羽織れるものが必須だ。個人的には、ストールを数種類持ってくるのがオススメである。
あと、タイツやストッキングなどはその辺の屋台(?)でも安く叩き売りされているが、暑い期間が長い香港では、日本のように厚地のものはバリエーションが乏しい。なのでかわいいタイツやレギンスは、日本から持ってくるほうが良いかも知れない。

前述のとおり、香港ではほぼ何でも手に入れられるが、私が1つだけ常に不自由に感じるもの…それは、香港には「超安いもの」か「高いもの」のどちら かしかないということだ。衣類にしても雑貨にしても、日本のようにその辺でプラッと可愛い日傘が買えたりはなかなかしない。服や靴が買いたくても、日本の ようにそこそこ質が良くて手頃な価格のものは、見つけ出すまで時間を要することになるだろう。

と、ここまでかなり女性向けの内容となってしまったが、逆に不要な物と言えば、厚地のコートやダウンジャケットは、着る機会が限りなく少ないので無くてもかまわない。それよりも、日本で春先に着るようなコートやジャケットを持ってくるようにしよう。

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