ドイツの生活一般情報

dusseldorf-1138586_960_720■日本からのルート

ドイツへの直行便は日本航空、全日空、ルフトハンザドイツ航空の3社がフランクフルトとミュンヘンに直行便を運行しています。
このほか、アジアやヨーロッパ各都市を経由する経由便を利用することもできます。ヨーロッパ圏内には格安の航空会社が多くあり、一旦、ドイツ以外の国に入 国してこれらを利用してドイツに入ることも可能。ベルリンなど日本からの直行便のない都市への渡航を考えている方はフランスやオランダなどを経由して入国 したほうがスムーズな場合もあります(ビザ申請の際にも到着地がEU圏内であればドイツを最終目的地としていない航空券で申請が可能です)。なお、ヨー ロッパ域内の格安航空券はインターネットを利用して航空会社のページより直接購入できます。経由地(航空会社)としてはオランダ、デンマーク、フランス、 イギリスは人気が高いようです。

■言語

公用語はドイツ語。

■時差

通常、ドイツの日本との時差は日本時間-8時間。ただしサマータイムの期間は-7時間になります。
サマータイムは3月の最終日曜午前2時から10月の最終日曜午前2時までの間になります。

■気候
ドイツは冬の寒さが厳しいので気をつけましょう。一番寒い1月のベルリンの平均気温は日中で2度、夜間では氷点下が当たり前。春先もまだまだ肌寒い日が多く、この時期は気候の変化が激しいので注意しましょう。
一番暑い7月でも日中は24度ほど、夜間で14度ほどになります。夏場であっても雨が降るとかなり涼しくなりますが、夜は9時頃まで明るいので、1年のうちでベストの観光シーズンと言えます。

■通貨

通貨は通貨単位はユーロ、補助通貨単位はセント(¢)。それぞれのドイツ語読みは「オイロ」と「ツェント」となります。紙幣はE500、E200、E100、E50、E20、E10、E5。硬貨はE2、E1、50¢、20¢、10¢、5¢、2¢、1¢。

■クレジットカード

クレジットカードはビザカード、マスターカードを中心にスーパーマーケットを含むほとんどの場所で利用する事ができます。クレジットカードは身分証明書と しても利用価値がある上、ヨーロッパ圏内の格安航空券をインターネット経由で予約する際には必ず必要になりますので、最低1枚は持っておきたいアイテムで す。

■銀行

ドイツの主な銀行はドイツ銀行ドレスナーー銀行コメルツ銀行などです。このほか、旧郵便系のポストバンクも日本の郵便局からの送金ができるなどという点で、メリットが多い銀行サービスを行っています。
銀行口座の開設に必要な書類は住民登録局(Einwohnermeldeamt)へ住民登録をした際にもらえる控えの書類とパスポートなどの身分証明書で す。また、学校に通っている場合は学生証を提示することによって口座維持手数料の不要な口座を開設することができます。なお、口座開設の手続きはインタ ビュー(面談)が必要になりますので事前にアポイントをとります。ただし、銀行によってはワーキングホリデーメーカーの口座開設を受け付けないケース(担 当者によって対応が異なる場合もあります)もありますので、仮に断られ場合は他の銀行にあたってみましょう。1年だけの滞在者に対して比較的簡単に口座の 開設ができるのはSparkasseです。
なお、お昼休みに銀行が1時間程閉店する場合もありますので、その点も注意が必要です。

■郵便局

郵便局は規模の大きな局の場合、通常8時~18時、大都市の中央郵便局の場合は夜間や週末も業務を行っていますが、基本的に日曜が休み、土曜はお昼までで す。平日は街中の大きめのところであれば通しで営業そてますが、それ以外は12時~15時の間に1~3時間の昼休みをとるところが多いので事前のチェック を忘れずに。
1995年に民営化されたドイツの郵便局は、黄色で統一されています。郵便料金についてはよく改訂されますので、その都度ウェブサイト、または窓口にてチェックしてください。

■ショッピング

ドイツでは、長らく「閉店法(Ladenschlussgesetz)」という法律によって、お店の営業時間が規制されていました。従業員の休みを守るこ とを目的とし、例外はあるものの原則として平日は20時まで、土曜日は16時までしかお店を開けてはいけない(日曜は全休)というもの。最初の制定は 1900年にまで遡るという、古い法律です。ただし、さすがに現代の暮らしには馴染まなくなってきたため、徐々に緩和が進み、数年前には24時間営業が解 禁となりました(ただし、州によってかなりバリエーションあり。24時間営業可なのが月~金or月~土だったり年に数回だけだったり、日曜日に開店して良 い日数の制限など。そもそも緩和を適用しない州もある)。

ベルリンでも遅くまで開いているお店は増えてはきたものの、やっぱり伝統の力は根強く、多くのお店は8時まで。しかも、日本だと閉店時間前にお店に 入っていれば、多少会計や退出が時間を過ぎても待ってもらえますが、ドイツでは閉店時間=文字通りお店を閉める時間なので、その少し前から片付けが始ま り、ギリギリに入ろうとすると嫌な顔をされることもよくあります。なお、10時や12時までやっているスーパーは、人の集まる場所や駅の構内に入っている 店舗、高級めのチェーン店など。平日の夜などは仕事帰りの人でかなり混雑します。

祝日の前も注意が必要です。ドイツ人は労働者の「休む権利」を重視するので、非情なまでに軒並み休業します。

ワーキングホリデーで渡航の計画を立てる際にはこれらの日の入国や移動を避けるなど、ドイツのカレンダーを手にプランを建てるようにしましょう。

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