ワーホリ準備マニュアル(フランス編)

paris-843229_960_720■まず、しっかり情報を集めよう

フランスのビザは2011年度より申請条件が大幅に変更されています。
従来、論文を含む1次審査が行われ、それに通過した人が2次審査に進むことができるシステムでしたが、2011年度からはこれが一本化されました。
申請にあたっては渡航に使用する航空券や滞在期間をカバーするワーキングホリデー保険(旅行傷害保険)の加入証明書の提示が必要など、渡航準備を整えてい る必要があり、論文の提出が残るものの、実質的には申請希望者に対して先着順でビザが発給されるシステムに移行しました。

情報集めは「ワーホリWEB」などのインターネット媒体を活用するのが一般的。ワーキングホリデーSNSなどのソーシャルネットワークサービスなども経験者からの話が聞けたりと、情報の宝庫です。
また、初めての海外生活で不安な人や語学に自信の無い方などは目的や状況に応じて留学エージェントに相談したり、その各種サポートを利用するのもよいでしょう。

■出発準備

具体的に計画がまとまったら順番に出発の準備をはじめましょう。フランスのビザの場合、ビザの申請をしても確実にビザが取得できるわけではありませんので、社会人の方は合格の際の退職に備えながら、仕事上の関係の整理についても考慮して時期を選択して申請しましょう。

また、フランスのビザは1月から新年度の募集が始まるルールになっています。一方で様々な理由により年度明けの募集開始が遅れる年も多いため、年初に申請と出発を予定している方は注意が必要です(できればこの時期の出発は避けたほうが良い)。

  1. パスポートを申請する。
  2. パスポートが取得できたらフランス大使館のホームページよりビザ申請のための書類や、ワーキングホリデー保険の書類など、申請に必要な各種書類を用意してビザの申請する。申請はフランス入国日の3カ月前から、遅くとも渡航3週間前までにすること。
  3. 最短1週間で審査が行われ、ビザが発給されます。(遅れる場合も多いので注意!)
  4. 電子辞書やデジカメなど、ワーホリの必須アイテムを揃えよう。
  5. 最初の宿泊先を手配しよう。始めは何かと慌しいもの。ユースホステルやバックパッカーズ、B&B、ホテルなどで初日から1週間ほどの宿泊をあらかじめ手配しておこう。語学学校に行く人は学校を経由して各種宿泊やホームステイの手配ができる場合もある。
  6. お金の準備をしよう。フランスではワーキングホリデーでの渡航では銀行口座の開設が難しく、海外送金を利用することが難しいため、クレジットカードやプリペイド式のカードを活用する方法があります。そのほか、シティバンクなどを利用して国際キャッシュカードを利用して引き出す方法もあるが手数料負担が大きいのが難点。
    フランスをはじめヨーロッパ各国は小さな店でもクレジットカードが使えるカード社会。なのでクレジットカードを利用するのもお勧め。この場合、カード会社の設定するレートで換算され、日本の銀行口座から引き落とされるので送金する手間を省く事ができる。
  7. 出発の2週間前には必要に応じて住民票や年金、税金の各種手続きをしておこう。
  8. 荷物の準備をしよう。じっくり滞在型のワーホリの場合はスーツケース、移動が多い旅行形のワーホリならバックパックがお勧め。
  9. 無事に着いたら、最寄の大使館・領事館に在留届を提出しよう。
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