フランスでのアルバイト探し

france-confectionery-83373_960_720■アルバイト探しのキーポイント

フランス人の失業者数の歯止めがかからない今日では、外国人である私たちが現地で仕事を見つけることは簡単なことではありません。今日はフランスで仕事探しをするうえでのコツについて書いてみたいと思います。

フランスは意外とコネ社会です。現地に着いてお友達ができたら自分が仕事を探しているということ、またこれらの友人が自分の興味のある分野で働いている場合にはその職場で誰か働ける人を探していないかどうかを聞いてみましょう。

私の職場にこれまで短期契約で働きに来たメンバーを思い返してみると、オーナーの友人の娘または息子、オーナーの友人の姪または甥、常連客の娘または息子さん等々…皆何かしらの繋がりがあって雇った人たちばかりです。
またフランスでは、求人広告が出ていなくても興味のあるお店や企業に履歴書を提出するという方法が求職者の間ではよく行われています。私の職場でもよく職探しをしている人達が履歴書を持って来ます。
しかし先述の通り、フランスはコネ社会ですからこの履歴書を持って飛び込みで仕事探しに来る人たちに軍配があがるケースはあまり多くありません。しかし、チャンスがゼロというわけでもありません。なぜなら私はこの方法で仕事を見つけることに2度成功しているのです。

ちなみに何故私が飛び込みで今の仕事をGETするのに成功したのかというと、履歴書を持っていった際にお店の責任者が不在だったのですが翌日に出直して直接面談できたこと、そして何よりもタイミングがあったことです。私の職場に飛び込みで来る人のほぼ全員がお店の責任者が不在の場合に履歴書を置いていくのですが、お店としてはその人たちにこちらから連絡を入れたケースはゼロです。履歴書を受け取った私に上司が履歴書を置いていった人たちの第一印象を聞くことはありますが、たいていの場合は残念ながら履歴書にゆっくり目を通すこともなくボツになります。

フランスでの仕事探しに関しては、周りの友人等から有力な情報が得られるケースが本当に多いです。有効な情報をいかに入手できるか、またその入手した情報を無駄にしないためのアクションをどんどん起こす積極性がフランスで仕事探しをするうえでのキーポイントになると思います。
■インターンシップという選択

フランスの仕事探しには「コネ」が有効。ということでしっかりとした職務経験をしたい方にはインターンシップの利用がお勧めです。インターンといってもそ のためのビザの取得が困難なため、最近ではワーキングホリデービザの取得がインターンシップの必須条件とも言えるようになってきました。
インターンシップの受け入れ先を探すには「コネ」のある、フランスに強い専門エージェントを通すのが一番の早道です。もちろん斡旋手数料の支払いは必要ですが、有給でのインターンシップにつけば給料も出ますので検討の価値はあります。
なお、フランスでのインターンシップにはある程度のフランス語の語学力が必要ですので、日常生活レベルの会話ができない方には難しいかもしれません。

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