ワーホリ準備マニュアル(カナダ編)

immi■まず、しっかり情報を集めよう

「カナダにワーキングホリデーに行きたい!」と思っても、例えばバンクーバーとトロントでは距離だけでなく、文化や気質までもが違います。
まずはワーホキングホリデーの目的をハッキリさせた上で、情報を集め、そして行き先や大まかなスケジュールを立ててみよう。場合によってはワーキングホリデーではなく学生ビザなど、他のビザを選択した方がよい場合もあります。

情報集めは「ワーホリWEB」や「ワーホリニュース」などのインターネット媒体を活用するのが一般的。Facebook上に開設されたワーキングホリデーSNSなどのソーシャルネットワークサービスなども経験者からの話が聞けたりと、情報の宝庫です。
また、初めての海外生活が不安な人や語学に自信のない方は、留学エージェントに相談したり、その各種サポートを利用するのもよいでしょう。その際、くちコミエージェントガイドなどを利用して、自分に合ったエージェントを選ぶことがワーホリ成功の鍵になるでしょう。

■出発準備

具体的に計画がまとまったら順番に出発の準備をはじめましょう。カナダのビザの場合、定員に達し次第締め切られるので早めの申請がポイント。定員を満たす前に書類を揃えて申請すれば、健康上の理由やその他過去の経歴にさえ問題がなければ基本的に取得できます。

  1. まず、カナダ政府のページから申請受付状況を確認する。
  2. パスポートを取得し、ビザの申請をしよう。ビザは申請方法が頻繁に変更になるので注意。2016年からは応募者の中から抽選が行われて申請が許可される、という方式に変更されましたので、応募時点で出発日を決定することが難しいかも。ビザ(正しくは許可書)は取得後12ヶ月以内に入国すれば良いルールになっていますので、具体的な日程を組める前に予め申請しておく方法も。
  3. 申請の許可を得て具体的な出発日を決定したら、早めに航空券をおさえておく。
  4. 旅行保険(ワーキングホリデー保険)に加入しよう。保険は出発日が確定しなければ加入できません。航空券によってはギリギリまで出発日が確定しない事もあるので、出発日が決まったらすぐに手続きができるよう、あらかじめ加入したい保険についての情報を集めておくのがお勧め。
    なお、カナダの場合は入国時にワーキングホリデー保険への加入を入国審査官に確認されることがあり、加入していない場合には入国が拒否される可能性があるので注意し よう。また、大抵の海外旅行保険の場合、歯の治療はカバーしないので(一部の保険ではカバーあり)、出発前にしっかりと歯のチェックはしておこう。
    カナダでのワーホリならワーキングホリデー保険キットの利用がオススメです。
  5. 最初の宿泊先を手配しよう。
    始めは何かと慌しいもの。また、空港での入国審査で滞在先を聞かれるので、ユースホステルやバックパッカーズ、B&B、ホテルなどで到着日から1週間ほど の宿泊をあらかじめ手配しておこう。語学学校に行く人は、日本出発前に学校を決定して、各種宿泊やホームステイの手配ができる場合もある。
    また、留学エージェントによっては、サポートに入国時から1・2週間の宿泊がついているところもあるので利用するのも一つの手。
    出発前にインターネットなどを利用して、ルームシェアやホームステイを個人レベルで決める人もいますが、実際に見ないで決めてしまうのはトラブルにもなりかねず、あまりお勧めしません。
  6. お金の準備をしよう。
    当初の生活費はクレジットカードを利用するか、10万円程度をプリペイド式のカードなどにして持って行き、カナダの銀行で口座を開設した後、そこに残りの生活費を日本から送 金するのが安全でお勧め。そのほか、シティバンクなどの国際キャッシュカードを利用して引き出す方法もありますが、手数料負担が大きく一度に出せる金額も 多くないのが難点。
    カナダは小さな店でもクレジットカードが使えるカード社会なのでクレジットカードを利用するのもお勧め。この場合、カード会社の設定するレートで換算され、日本の銀行口座から引き落とされます。
  7. 出発の2週間前には必要に応じて住民票や年金、税金の各種手続きをしておこう
  8. 荷物の準備をしよう。じっくり滞在型のワーホリの場合はスーツケース、移動が多い旅行形のワーホリならバックパックがお勧め。バンクーバーやトロントなら大抵のものは手に入るので、荷物はできるだけ少なくした方が行動しやすい。具体的な荷物についてはワーキングホリデーの必須アイテムを参考にして下さい。
  9. 無事に着いたら、最寄の大使館・領事館に在留届を提出しよう。

情報提供(編集協力):CANADA WATT wattbanner

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