ワーホリ準備マニュアル(オーストリア編)

vienna-933500_960_720■まず、しっかり情報を集めよう

オーストリアのワーキングホリデー制度は2016年7月より実施されています。ビザの申請は申請時の年齢で18歳から満30歳までとされており、他の多数のワーキングホリデー対象国と同じです。
他国と大きく異なる点はビザの有効期限が最長6ヶ月とされていること。ただし、出国することなくビザ無しでの滞在期間をこの前後に連結することが認められているため、実質的には6ヶ月間を超えての滞在が可能です。
他国にはない複雑な運用となっていますので、気をつける必要があります。

なお、オーストリアのワーキングホリデーについてはまだ始まって間もないこともあって、十分な情報が出ていません。一方で名前の似ている南太平洋の国『オーストラリア』については既に長く制度が実施されているため情報が大変多くありますので、これらを混同しないように注意して下さい。

また、各国ともに制度開始直後は実際の運用を経て頻繁に制度を変更・調整するケースが多くあります。オーストリアにおいても申請に関する条件や手続きに修正・変更が加えられることが予想されますので、申請にあたっては必ず大使館発表の最新情報を確認しましょう。

情報の少ないオーストリアのワーキングホリデーですが、その情報集めは「ワーホリWEB」などのインターネット媒体を活用するのが一般的。ワーホリニュースも情報源として大いに役立つことでしょう。
また、初めての海外生活で不安な人や語学に自信の無い方などは目的や状況に応じて留学エージェントに相談したり、その各種サポートを利用するのもよいでしょう。

■出発準備

具体的に計画がまとまったら順番に出発の準備をはじめましょう。

  1. パスポートを申請する。
  2. 旅行保険(ワーキングホリデー保険)を準備しよう。オーストリアのワーキングホリデーはビザ申請にワーキングホリデー保険への加入が必要です。
  3. 航空券を仮予約。航空券を予約しない場合には資金証明が求められることも予想されます。
  4. パスポートが取得できたらビザを申請する。ビザの申請はビザの有効期間の3か月前から、遅くとも3週間前までに行うこと。この際にビザの有効期限が決定され、後日の変更はできないので注意。
  5. 電子辞書やデジカメなど、ワーホリの必須アイテムを揃えよう。
  6. 最初の宿泊先を手配しよう。始めは何かと慌しいもの。ユースホステルやバックパッカーズ、ホテルなどで初日から1週間ほどの宿泊をあらかじめ手配しておこう。語学学校に行く人は学校を経由して各種宿泊やホームステイの手配ができる場合もある。
  7. お金の準備をしよう。当初の生活費はクレジットカードを利用するか、10万円程度をプリペイド式のカードなどにして持って行くのが簡単。そのほか、シティバンクなどを利用して国際キャッシュカードを利用して引き出す方法もあるが手数料負担が大きいのが難点。
    クレジットカードを利用するのもお勧め。この場合、カード会社の設定するレートで換算され、日本の銀行口座から引き落とされるので送金する手間を省く事ができる。
  8. 出発の2週間前には必要に応じて住民票や年金、税金の各種手続きをしておこう。
  9. 荷物の準備をしよう。じっくり滞在型のワーホリの場合はスーツケース、移動が多い旅行形のワーホリならバックパックがお勧め。
  10. 無事に着いたら、最寄の大使館・領事館に在留届を提出しよう。
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