オーストラリアでの住居の探し方

IMG_2756■不動産の用語

オーストラリアでは家の大きさを1ベットルーム、2ベットルームなどと、寝室として利用できる部屋の数で表現します。家のタイプですが、純粋な一軒家の場合はハウス、一つの敷地に2軒の家が壁と隔ててたっている場合はデュープレックスやヴィラなどと表現されます。そして日本のアパートに相当するものはタウンハウス、高級マンションの場合はコンドミニアムと呼ばれます。

ワーキングホリデーの場合、一軒家やタウンハウスを複数の人で借りてキッチンやトイレ、リビングを共用するシェアハウスという方法で滞在するケースが主流です。

なお、家賃は日本のように1ヶ月単位ではなく1週間単位で決まります。

そのほかに、オーペアやファームステイ、ユースホステル、バックパッカーなどに滞在するワーホリメーカーも多数います。

■シェアハウス

シェアハウス(シェア)のメリットは複数の居住者で家賃を分割するの経済的な負担が安く済むことです。シェアはワーキングホリデー渡航者だけでなく、オーストラリアの若者の間でも広く行われており、また他国からオーストラリアを訪れている人の間でも行われています。そのため、日本人以外の人とシェアをすることも珍しくなく、結果として語学力の向上につながるケースもあります。
デメリットは文化的な背景や価値観の異なる他人との共同生活という事で、時折摩擦が生じることです。騒音や生活時間帯のズレなどが原因になる場合もあります。

シェアを探すには口コミのほか、地元で発行される週刊のコミュニティー紙、ローカル新聞、日本語情報誌などに募集が掲載されています。また、ワーキングホリデーをサポートする留学エージェントなどでも情報が集められていますので活用してみましょう。
ただし、特に女性の場合はシェア探しは慎重に進めましょう。シェアの場合、男女が混住することも珍しくありませんが、何らかの性的な目的のためにシェアメイトを募集しているケースも時折あります。そのため、相手の様子が第三者によって評価できるような、知人や友人などの紹介などを通じて探したシェアの方が安全かもしれません。また、物件を見学する際も一人で行かずに、複数で出向くと安心です。

また気の合う仲間が集まって自分たちでシェアをする方法もあります。この場合は代表となる人の名義で家を賃貸することになります。この際には家賃に加え、賃貸の契約可能期間や保証金の金額、水道代が家賃に含まれるのなどの取り決めを家主側としっかりしておきましょう。
またシェアをする仲間同士でもトラブルを予防するためにも、保証金や家賃の負担割合などについて、事前にきちんと取り決めをしておきましょう。
なお、借家を探す場合には不動産会社に仲介してもらうほか、地元のローカル新聞に出された賃借人募集の記事より直接家主に連絡を取る事もできます。

■ホームステイ・ファームステイ

ワーキングホリデーの場合、ホームステイやファームステイ(農園での滞在)などを選択することもあります。
ホームステイは日本からであればワーホリサポートをしてくれる会社や留学エージェントなどの斡旋・紹介で見つけることができます。現地からではワーホリサポート会社や日本人ワーホリ・留学生向けの情報センターなどで紹介してもらうことが可能です。このほか、語学学校では生徒を対象にホームステイの紹介をしている所も多くありますので、学校の利用を考えている方はこうしたサービスを利用するのもよいでしょう。

ただしホームステイの場合、旅行雑誌にあるようなイメージで、家族の一員のように迎えてもらえる恵まれたケースばかりではありません。家賃の一部を負担してもらうための「シェア感覚」 のものもあれば、部屋貸しビジネスとして割り切って受け入れている家庭もあります。

■バックパッカーズとユースホステル

一つの街にゆっくり滞在するのではなく、 オーストラリア各地を旅して歩く場合に住居になるのはバックパッカーズやユースホステルなどの安価な宿泊施設でしょう。これらをワーキングホリデーの初日の宿にする方も珍しくありません。また、居心地の良いバックパッカーズでは、最初は短期間の滞在の予定がそのまま数ヶ月に延びてしまった、なんていう話も珍しくありません。そういう意味でこれらを宿泊施設ではなく、住居として使っている方もいます。
バックパッカーズやユースホステルは街のインフォメーションセンターなどで紹介してもらえるほか、『地球の歩き方』などの定番ガイドブックなどにも紹介されています。

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