オーストラリアの食の事情

IMG_3356■外食なら

州都クラスの都市や中規模の都市の多くには日本食レストランがあります。またゴールドコーストやケアンズなどの観光地にはレストランに加え居酒屋などもありますので、このような環境に暮らす場合には外食で日本食に困ることはないでしょう。

このほか、移民の国という事で、定番のフィッシュ・アンド・チップスのほか、中国料理、ベトナム料理、タイ料理などのアジア各国の料理のほか、ヨーロッパ各地の料理を専門に出すレストランも多くあります。高級なレストランではなく、ショッピングセンターにあるフードコートなどでも本格的なその国の料理が楽しめる事があります。ランチメニューであれば5~10ドルほどから楽しめますので、是非チェックしてみましょう。

■自炊なら

オーストラリアは人件費が高いという背景もあり、外食は比較的高めです。生活費を安く抑えるにはやはり自炊がお勧めです。
食材の購入にはウールワースやコールスといったスーパーマーケットを利用することになるかと思います。

野菜、果物などは基本的にキロ単位で値段が表示されていますので、必要な量だけを購入することができます。日本よりかなり割安な印象を持つことでしょう。
肉や魚などもキロ単位で価格が決められていますが、こちらは日本と同じように予めパック詰めされていたり、カウンターで必要な量だけを注文して包んでもらうという方法になります。

また、これらのスーパーマーケットではアジア各地の食材も取扱をしています。日本食であれば醤油や味噌、インスタントラーメンなども購入できますので、これらを上手に使えば日本食も楽しめます。

シドニーやゴールドコーストなど、日本人が多く住む都市には日本食料品を専門に扱うお店もあり、日本のスーパーと同じように様々な日本からの食材を購入することができます。コンビニエンスストアを思わせる店もあり、食料品のほか日本の雑誌や日用品なども購入することができます。日系のお店が近くにない場合、中国系のお店でも日本からの食材や類似の食材がが売られている場合が多くありますので、是非立ち寄ってみましょう。 ww

■食品の持込みは避けたほうがよい

オーストラリアは食料品の持ち込みが厳しく制限されています。特に牛肉や卵を使った商品は個人輸入がほぼ不可能です。このほか、種の入ったものなども持ち込みが認められません。
ワーキングホリデーでの入国時に食品を持ち込むと、その検疫だけで多くの時間を取られることになります。もちろん、それが何かという事を説明しなければいけませんし、許可されなかった場合は持ち込みできません。
郵便などで日本から送った場合であっても、検疫で開封されてチェックされ、持ち込み禁止物は没収・破棄されますので、食材については個人で持ち込みをするより、既に公式に輸入されたものをお店で購入した方が無難ですし、最終的には安く済むでしょう。

■なんちゃって・・・日本食

オーストラリアでは健康ブームの影響で寿司が人気を集めています。シドニーを歩けばいたる所で「SUSHI」という看板を見かけることでしょう。寿司といっても巻き寿司で、ファーストフード感覚。太巻きを半分に切ったものが1本3~5ドルほどで購入できます。巻かれているものは日本の寿司とはかなり違い、またお米(寿司飯)も日本のそれとは違いますので、「寿司=SUSHI」ではなく、別の食べ物と割り切って楽しんだほうが良いでしょう。
また、これ以外にワサビを使ったソースや、スゥイートチリソースをつけて食べる「てんぷら」など、怪しい日本食(笑)がたくさん。『明太子のスパゲティーを見たイタリア人』になったつもりで、現地化した日本食を色々と試してみるのも悪くありませんよ。

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