オーストラリアの生活一般情報

australia-1281935_960_720■日本からのルート
オーストラリアへの直行便は日本航空、全日空、カンタス・オーストラリア航空、ジェットスターの4社がシドニー、メルボルン、ゴールドコースト、ケアンズなどに運行しています。

このほか、アジア各都市を経由する経由便も多くあり、大韓航空(ソウル・仁川経由)、アシアナ航空(ソウル・仁川経由)、キャセイ航空(香港経由)、シンガポール航空(シンガポール経由)、タイ航空(バンコク経由)、マレーシア航空(クアラルンプール経由)なども選択肢です。

■言語
公用語は英語。しかし移民国という事で、公共サービスでは他の言語にも対応している場所が多くありますが、日本語への対応はあまり多くありません。

■時差
通常、オーストラリアには3つの時間帯があります。

ニューサウスウェールズ州(シドニー)、ビクトリア州(メルボルン)、タスマニア州(ホバート)、クインズランド州(ブリスベン・ケアンズ)、及びキャンベラの日本との時差は+1時間。ただし夏場はクインズランド州を除き+2時間となります。

南オーストラリア州(アデレード)、及びノーザンテリトリー(ダーウィン)の日本との時差は+30分。夏場は南オーストラリア州のみ+1時間30分になります。
西オーストラリア州(パース)は一時的に夏時間の試験導入期間がありましたが、2009年の投票により最終的に夏時間を導入しないことを決定し、日本との時差は通年で-1時間となります。

■気候
オーストラリアは国土が広いため、都市によって気候には大きな違いがあります。

ケアンズやダーウィンなど北部では雨季と乾季に分かれた熱帯気候、ブリスベンやゴールドコーストはなど中部は亜熱帯気候、シドニーやメルボルン、アデレード、パースなどは温帯気候に属します。
エアーズロック(ウルル)で有名な大陸中央部は乾燥した砂漠気候で、1年を通じて日中と夜間の気温差が大きいので注意しましょう。

■通貨
通貨はオーストラリアドル、補助通貨はセント。為替換算では1ドル=80円(2016年6月現在)が目安ですが、所得水準より換算した通貨価値は日本との比較で1ドル=100円程度、つまり100ドル=1万円程度と理解すればよいでしょう。

なお、通貨として5セントより小さなものはありません。そのため現金払いで買い物をする場合で端数が出た場合は5セント単位で1~2セントの超過は切捨て、3~4セントの超過は切り上げ処理されます。

■クレジットカード
クレジットカードはビザカード、マスターカードを中心にスーパーマーケットを含むほとんどの場所で利用する事ができます。ただし、オーストラリアでは法律によりクレジットカード利用にかかる手数料を販売店が利用者に請求することが認められており、一部の小売店などでは手数料(サーチャージ)が請求金額に対して別途に加算される場合があります。

もしクレジットカードが取得できるのであれば、ワーホリには必ずもって行きましょう。その理由はクレジットカードが持つ利便性というよりも社会的な信用という点にあります。例えばホテルの予約をする際にはカード番号を聞かれます。レンタカーを借りる時にもカードがあれば保証金は不要。オーストラリアでは既に当たり前になっている格安航空会社のネット予約もカードが必要です。

オーストラリアはカード社会で、大きなスーパーマーケットでも小さな町の専門店でもカードが使えます。また、普及率も高く一人で複数枚のカードを持っているケースも珍しくありません(大きなカード負債を抱えて大変な人も多いですけど・・・)。ということで、カードを持っていない人は逆に『この人はカードを持てないだけの経済的な問題がある人』と判断されてしまいます。
いつでも財布にたくさんのお金があってキャッシュでバンバン払わないと気がすまない人は別として、普通のワーホリを考えている人は必ずクレジットカードを1枚用意して行きましょう。

■銀行
オーストラリアの4大銀行はコモンウェルス銀行、ナショナルオーストラリア銀行、オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行、ウェストパック銀行になり、これらの銀行はオーストラリア各地に支店があります。

窓口の営業時間は月曜日~木曜日は9時から16時、金曜日は9時~17時です。なお、ATMは24時間利用可能です。
いくつかの銀行では、オーストラリアに入国してから6週間以内であれば、口座開設は簡単です。パスポートを持参すれば、銀行窓口で簡単に行なうことができます。オーストラリア到着後は、出来るだけ早めの口座開設をお勧めします。
6週間以降になると、銀行口座の開設には複数の身分証明書を提示しなければいけません。基準は銀行によって異なりますが、パスポートや運転免許証、クレジットカードなどIDとなるものを3つ以上持参してください。また、口座の開設の前には納税者番号(タックスファイナンバー)を必ず取得しておきましょう。
タックスファイルナンバーはオーストラリアタックスオフィス(ATO)のページより申請できます。

>>>タックスファイルナンバー 申請のための参考ページ

■郵便局
郵便局は通常、月曜日~金曜日の9時~17時で開いており、観光地や主要都市の一部では土日も営業しています。オーストラリアの郵便局の多くはフランチャイズ契約によって運営されており、この事から大きなショッピングセンターの中には、たいてい郵便局が入っています。

オーストラリアの街角の郵便ポストは赤と黄色があります。赤いポストは国内普通郵便、又は国際普通郵便、黄色いポストはExpress Post用です。
郵便局では一般郵便の取扱のほか、4大銀行の銀行窓口業務の代行も行っており、銀行代わりとしても利用できます。このほか、文房具がギフト用商品の販売やプリペイド式携帯電話の販売、通話料のリチャージなども行っています。

■ショッピング
オーストラリアの主要都市では土日を通してショッピングを楽しめますが、郊外の町や地方都市では全国チェーンが運営する店舗以外は休むところも多くあります。なお、週に1日、レイト・ナイトショッピングデーが設定されているケースが多く、地方都市では夜7時頃まで、主要都市では9時頃までショッピングが楽しめます。

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