ワーホリ準備マニュアル(ポルトガル編)

monastery-of-st-jerome-399677_960_720■まず、しっかり情報を集めよう

ポルトガルのワーキングホリデー制度は2015年7月より実施されています。年齢制限は申請時の年齢で18歳以上30歳以下とされており、他の多数のワーキングホリデー対象国と同じです。

現状、新しい制度であることからワーキングホリデービザでの渡航者数も非常に少なく情報がほとんど出ていないのがポルトガルののワーキングホリデー。そのため情報収集には少し困難が伴うかもしれません。

ところで、大使館より発表されている募集要項にはその申請条件に「以前にポルトガルのワーキングホリデービザを取得したことがないこと」という記載がありません。一般的には2度めのワーキングホリデーを各国とも認めておらず、今後、申請条件として追加される可能があります。制度が始まったばかりということで、こうした点を含めて、申請に関する条件や手続きに修正・変更が加えられることが予想されますので、申請にあたっては必ず大使館発表の最新情報を確認しましょう。

その他の情報集めは「ワーホリWEB」などのインターネット媒体を活用するのが一般的。ワーホリニュースなども情報源としては役立つことでしょう。
また、初めての海外生活で不安な人や語学に自信の無い方などは目的や状況に応じて留学エージェントに相談したり、その各種サポートを利用するのもよいでしょう。

■出発準備

具体的に計画がまとまったら順番に出発の準備をはじめましょう。

  1. パスポートを申請する。
  2. 旅行保険(ワーキングホリデー保険)を準備しよう。ポルトガルのワーキングホリデーはビザ申請にワーキングホリデー保険への加入証明書の提示が必要です。
  3. 航空券を購入する。ポルトガルのワーキングホリデーでは航空券の予約確認書の提示が必要。
  4. パスポートが取得できたらビザを申請する。ビザの申請はオンライン化されていないため、発給まで時間がかかる可能性があるので申請は出発予定日の3ヶ月以上前に手続きをするのがお勧め。
  5. 電子辞書やデジカメなど、ワーホリの必須アイテムを揃えよう。
  6. 最初の宿泊先を手配しよう。始めは何かと慌しいもの。ユースホステルやバックパッカーズ、ホテルなどで初日から1週間ほどの宿泊をあらかじめ手配しておこう。語学学校に行く人は学校を経由して各種宿泊やホームステイの手配ができる場合もある。
  7. お金の準備をしよう。当初の生活費はクレジットカードを利用するか、10万円程度をプリペイド式のカードなどにして持って行くのが簡単。そのほか、シティバンクなどを利用して国際キャッシュカードを利用して引き出す方法もあるが手数料負担が大きいのが難点。
    クレジットカードを利用するのもお勧め。この場合、カード会社の設定するレートで換算され、日本の銀行口座から引き落とされるので送金する手間を省く事ができる。
  8. 出発の2週間前には必要に応じて住民票や年金、税金の各種手続きをしておこう。
  9. 荷物の準備をしよう。じっくり滞在型のワーホリの場合はスーツケース、移動が多い旅行形のワーホリならバックパックがお勧め。
  10. 無事に着いたら、最寄の大使館・領事館に在留届を提出しよう。
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