■荷物の選択の前に、まず発想を変えよう!
ワーキングホリデーに行くのに、何を持っていくのか・・・荷物のパッキングを始めると「あれも」「これも」とたくさん思い出してしまい、大きなバックパックやスーツケースがパンパンになってしまう事も珍しくありません。
しかし、ここで少し発想を変えてみましょう。ワーキングホリデー対象の国々は決して未開の国ではありません。量販店に行けば、日本と同じようにほとんどの ものが揃います。例えばヘアドライヤーなどは日本で「海外仕様」とされたものを購入するより現地で購入した方がずっと安く購入できます。衣料品も現地の気 候や流行に合ったものが購入できるでしょう。
今の生活をそのまま海外に持ち出すのではなく、海外という新しい環境で新しい生活スタイルを創りあげる、そんな発想で取り組んでみることが重要なのです。
旅行者としてではなく、生活者として身軽に自由に動き回ること、これもワーキングホリデーの魅力の一つです。
■必須アイテム
ワーキングホリデーに行く際に、必須とも言えるアイテムをご紹介します。
- ビザとパスポート — これは当たり前。
- 旅行傷害保険(ワーキングホリデー保険) — 万一の事故や病気のために必ず加入しましょう。
- 携帯電話 — プリペイド式のものを現地調達するのがお勧め。シムロックフリーの携帯なら現地でシムカードを入手すればそのまま使えるケースも。
- 国際免許証 — 海外での車の運転には必要です(ただし台湾は不可)。
- クレジットカード — レンタカーを借りる時やネット経由での航空券の予約には必須。
- 常備薬 — 海外では処方箋がないと買えない薬も多いので注意しましょう。
- デジタルカメラ — 本体以外に大容量メディアもお忘れなく。
- 電子辞書 — 語学学校内だけでなく、携帯して日常生活でも活用できます。スマホでも代替できますね。
- メール — ホットメール、ヤフーメール、Gメールなどでアカウントを作っておきましょう。
■お金の話・・・いくら必要?
ワーキングホリデーに行くのにどれほどのお金がいるのか・・・これは渡航する国や滞在する都市によって全く違いますので、一概に答えられない質問です。また、どのようなレベルの生活をするのかによっても全く異なります。
例えば、かつて財布に入っていた2万円だけの予算でワーホリに行った、というツワモノもいました。彼の場合、とにかく生活費を稼ぐために毎日、それも一日 中アルバイトをしなければいけない状況だったそうです。一方で300万円を持ってきた女性のケースでは全くアルバイトをする必要はなかったのですが、素晴 らしい住環境と食生活を得て、見事に1年間で300万円を使い切って帰国したそうです。
ワーキングホリデーは時間の使い方に自由度が高いビザですから、お金の使い方もその活動内容に比例します。一般的にオーストラリア、カナダ、ニュージーランドの場合で100万円から150万円、イギリスで200万円ほどなどといわれていますが、やはり実際には個人差が大きく、それぞれのようです。