ワーキングホリデーの費用を安く抑える方法

1年間のワーキングホリデー(イギリスは最長2年、オーストラリアは一定条件を満たせば2年目ビザ取得が可)。現地でのアルバイトが可能とはいえ、やっぱり『費用』は抑えたいですよね。
そこで、ワーホリの専門家がワーキングホリデーの費用を抑えるためのノウハウを伝授しましょう。

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ポイント:必要なものを見極める

【絶対に必要なもの】
・ワーキングホリデービザ
・航空券
・ワーキングホリデー保険
・当面の現地での生活費(50万円程度)

上記のリストの中で、まずビザにつては疑問はないでしょう。
次に航空券。国によっては往復の航空券の提示を求めるケースも有りますが、これはワーキングホリデーが終わった後に不法残留することなく、ちゃんと帰国してくれる事を確認するため。なので帰国用の航空券を購入する資金証明でOKという国もあります。
そしてワーキングホリデー保険は滞在中の病気やケガを補償してくれるもの。これがないとビザが発給されなかったり、入国を拒否されるケースもありますので加入が必須です。クレジットカードの付帯保険では期間も金額も不足するため代替できませんので注意が必要。
現地での生活費も国によって具体的な金額を提示し、ビザ申請時にその証明書(本人名義の残高証明など)の提出を求める国が多くあります。どの程度の資金が必要かは本人求めるの『生活水準』によっても異なりますが、ワーキングホリデー対象各国の物価水準は日本と同等か、それ以上の国も多いので、家賃や食費は日本での生活と同程度か、それ以上かかる事を想定しておいたほうが良いでしょう。

【必要かもしれないが、そうでない場合もあるもの】
・留学斡旋業者のサポート
・衣料品、日用品
・スマホ
・スーツケース

留学の手配といえば留学斡旋の会社に依頼して現地の学校や滞在先を手配するのが当たり前だった時代がありましたが、今ではネットで自分で手配できてしまいます。こうしたサービスは高額なケースも有りますので、本当に自分にとって必要か検討してみましょう。一方でこうした会社は経験も情報も豊富。安心や時間を買うつもりで利用するのも選択肢です。
衣料品や日用品については「現地調達の原則」を。そうすることにより荷物を最小限にできるほか、現地での生活環境への順応にも大きく役立ちます。
スマホを手放せない、そんな方も多いと思いますが現地でのローミングは高額。2週間で10万円を超えるなんていうケースも珍しくありませんから注意が必要。SIMロックのない電話なら現地の携帯キャリアのSIMカードを購入して使うのが安価です。ロックのかかっている機種であれば現地でプリペイド式のモバイルブロードバンド契約をしてWi-Fiルーターを入手し、ローミング機能を止めたスマホで利用する方法も。これでLINEもスカイプもつながります。
意外に感じるのがスーツケースでしょう。もし住居を決めてすっと同じ場所に滞在するなら問題ないですが、あちこちに引越ししたり旅行したりする予定なら絶対に邪魔になります。なので頻繁な移動がありそうならバックパックがお勧めです。

ポイント:必要なものも上手に節約

不要なものを削るのが節約の基本ですが、絶対に必要な物であっても上手に節約する事も大切なポイント。
たとえば航空券。オーストラリアのワーキングホリデーであればLCCであるジェットスターのキャンペーンを利用する方法で航空券の費用を安く抑えられます。ヨーロッパやカナダであれば目的の国への直行便より経由便を利用したほうが安いケースもしばしば。アジア各国経由のほか、ヨーロッパの各国を経由し、現地のLCCや鉄道を利用する方法も。地方空港や鉄路で入国することになり、入国手続が主要空港より簡単だった、というケースも報告されてます。

ワーキングホリデー保険も内容によって2倍以上も保険料に差があるので節約のポイント。上手に選べば10万円以上の節約も。たとえばワーキングホリデー向けにアレンジされたプランを選択すれば無駄な部分の保険料が削られますので割安になりますから、航空券と一緒に旅行代理店などで探すのではなく、ワーホリ専門の割安な保険を航空券とは別に自分で探すのがコツ。保険の節約ではワーホリニュースが企画して割安なワーホリ保険情報を集めた『ワーキングホリデー保険キット』を入手(請求は無料)する事から始めましょう。

昨今の円安の影響もあり、日本円換算で高くなってしまった海外での生活費。でも上手に節約することでワーキングホリデーの費用を抑えて、充実した海外生活を楽しんでいただきたいと思います。

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