■アイルランド物価と為替事情
アイルランドの物価ですが、首都ダブリンを中心に上昇傾向が続いており、決して安くありません。
食品は概して日本より割安なことが多く、自炊をすることにより生活費を抑えることが可能です。一方でレストランや各種サービスは人件費の高さもあり、割高 です。 運良くアイルランドでバイトができると、最低時給が日本円換算で1000円以上と高いため、それと比較するとそれほど物価 が高いとは感じませんが(タバコ以外は)、日本で貯めた貯金を崩しながら生活している人にとっては、物価の高さを実感するでしょう。
社会経済の不況の大波が、アイルランドにも容赦なく押し寄せてきているので、ダブリンではワーキングホリデーできたものの、仕事が見つからず、学校生活を1年過ごして帰国される方も少なくありません。
渡航前からしっかりと資金計画を立てられることをお勧めします。
■地域間の物価格差
アイルランドの物価も家賃をはじめとして、サービスなどで地域差が大きく、ダブリンの物価は極端に割高になっている傾向があります。
アイルランドもここ数年の住宅価格の高騰の影響を受けて住宅価格が上昇してきました。これに影響される形で賃貸住宅の家賃も上昇し、生活費、つまり家賃を含む生活物価が上昇したというサイクルになります。
そのため、物価の高いダブリンを避けて地方都市を選択するという方法も滞在費の資金繰りの上ではとても有効です。アルバイト探しは難しくなりますが、物価の安さと治安の良さを考慮して、地方を選択するメリットがあるようです。
■昼食で見る物価事情
最近は景気の悪化に伴い、各店舗がお手軽に食事を提供してくれているのでありがたいですが、ランチは更にお得になってます。ファーストフード店は朝10時までの特別メニュー以外にも、曜日限定で€3以下でハンバーガーを出していたりしますし、ビュッフェ形式の中華は、ランチなら€5−8の間で食べ放題です。Pubランチは€9-10で結構メニューが豊富ですし、韓国系、和食系でも同じような値段で日替わりランチを提供してくれています。
昼食と言う点では、Caféでもドリンク+サンドイッチ+ポテトチップス€5−6とかやってますし、Subwayなら€4~でお腹いっぱい。(個人差がありますが)
それ以外でも、夜はちょっとお高めのレストランでもランチタイムは数種類のメニューからドリンク込みで3種類選んで€8-10とお値打ちなセットも沢山あります。こうしてみると、ランチは€5-10が大半を占めるみたいですね。
またファーストフード店でもKFCなどのようなお店ではランチに関わらず、お得なセットが結構あります。時間制限がないのが嬉しいかも。