香港へのワーホリが決まったら、まずは住む場所探しが必要だ。でも香港の住宅事情を調べても、出てくる情報は駐在員向けのものばかり。 ワーホリで香港に来る人はまだまだ少なく、ワーホリ向けの住宅情報はほぼ無いといっても過言でない。
そこでここでは、タイプ別にに分けて、ワーキングホリデーで香港に来る人達のための住宅エリア情報をタイプ別に紹介していきたいと思う。
■駐在員エリア
まず今回は手始めとして、駐在員にはどんなエリアが人気なのかを見ていこう。 よく日本人駐在員向けに勧められているエリアとしては、紅磡(ホンハム)、太古(タイクー)、沙田(シャーティン)などが有名だ。それらには確かに日本人 がたくさん住んでおり、日本人向けのスーパーなどが充実していて住みやすい。
しかし家賃が高い香港の中でも更に高級住宅エリアとなっており、物件もファミリータイプの大きいものがほとんど。しかも、そのエリア自体で買い物など事足りてしまうため、どこもシティセンターまで遠くはないものの、若干出にくいエリアとなっている。
ホンハムは距離的にはシティセンターに一番近いが、MTR(地下鉄)が走っておらず、バスやフェリー、タクシーが主な交通手段となってしまう。タイ クー、シャーティンはMTRも走っているが、シャーティンの住宅エリアは駅から離れていることが多いので、結局は駅からバスを使うことになってしまうだろ う。
これらのエリアは、基本的にはワーホリ向けとは言えないだろう。しかし、もし運良くフラットシェアなど見つけられるのであれば、物件自体はどこもキ レイで、プールやジムなど設備も整っていることがほとんど!ワーホリの傍ら駐在員の生活を垣間見るには、悪くない経験かもしれない。
これらの場所を検討する際は、居住先からワーホリの勤務先まで直接行けるバス路線があるか等、調べてみると良いだろう。