ワーホリ準備マニュアル(ドイツ編)

heidelberg-992560_1280■まず、しっかり情報を集めよう

ドイツにワーキングホリデーに行きたい! ドイツの場合、定員や申請時期の制限がありませんのでヨーロッパのワーキングホリデービザの中では一番取得の容易なビザと言えるでしょう。なお、ビザ申請の年齢制限ですが2009年10月20日より31歳の誕生日までに申請すればOKという形に改められました。

ドイツの場合、他のワーキングホリデー対象国とは異なり、歯科治療、および女性の場合は妊娠をカバーする保険に加入する事を求められています。歯科治療の場合は歯科治療特約を選択する事によりこの条件をクリアすることが可能ですが(一部例外あり)、妊娠をカバーする保険が日本国内の旅行保険には存在していません。そのため、女性の場合はこの条件をクリアするためにドイツの旅行保険を選択する事になります。
なお、ドイツのワーキングホリデービザは入国予定日から最長1年間の範囲で、保険に加入した期間分だけ発給されます。

ワーキングホリデーでの渡航先ですが、目的によって行く場所・都市も違ってきますが、アルバイトの求人が多いのはデュッセルドルフやフランクフルトなどの 日本人が比較的多い地域になっています。発展著しいベルリンも人気です。目的によって適した街を選びましょう。
まずはワーホリの目的をハッキリさせた上で、情報を集め、そして行き先や大まかなスケジュールを立ててみましょう。目的に応じて、場合によってはワーホリではなく学生ビザをなど、他のビザを選択した方がいい場合もあるのです。

情報集めは「ワーホリWEB」などのインターネット媒体を活用するのが一般的。ワーキングホリデーSNSなどのソーシャルネットワークサービスなども経験者からの話が聞けたりと、情報の宝庫です。
また、初めての海外生活で不安な人や語学に自信の無い方などは目的や状況に応じて留学エージェントに相談したり、その各種サポートを利用するのもよいでしょう。

■出発準備

具体的に計画がまとまったら順番に出発の準備をはじめましょう。ドイツのビザの場合、申請すれば健康上の理由やその他過去の経歴にさえ問題がなければほぼ確実に取得できます。

  1. パスポートを申請する。
  2. 出発予定日を決めて航空券を予約する。ビザの申請には航空券予約の証明書の提示が必要。なお、ドイツのビザ場合、ビザの発給より3ヶ月以内に出発しなければいけないので、航空券の日程を考えて申請手続きを進めよう。
  3. 大使館、または総領事館の規定に則り、預金残高証明書を手配しよう。
  4. 妊娠や歯科治療を補償してくれるの旅行傷害保険に加入します。ドイツのワーキングホリデービザの場合、日本の保険会社の旅行傷害保険ではビザが許可されないので注意が必要。
  5. その他必要書類を揃えてドイツ大使館、もしくはドイツ総領事館でビザの申請をします。なお、大使館と総領事館ではビザ申請に必要な書類や手続きの方法が若干異なりますので注意が必要。
  6. 電子辞書やデジカメなど、ワーホリの必須アイテムを揃えよう。
  7. 最初の宿泊先を手配しよう。始めは何かと慌しいもの。ユースホステルやバックパッカーズ、ホテルなどで初日から1週間ほどの宿泊をあらかじめ手配しておこう。語学学校に行く人は学校を経由して各種宿泊やホームステイの手配ができる場合もある。
  8. お金の準備をしよう。当初の生活費はクレジットカードを利用するか、10万円程度をプリペイド式のカードなどにして持って行く方法が簡単。ドイツで銀行で口座を開設した後、そこに残りの生活費を日本から送金する方法もあるが、銀行によって(担当者によって?)口座開設がスムーズにできない場合もある。
    そのほか、シティバンクなどを利用して国際キャッシュカードを利用して引き出す方法もあるが手数料負担が大きいのが難点。
    ドイツは小さな店でもクレジットカードが使えるカード社会。なのでクレジットカードを利用するのもお勧め。この場合、カード会社の設定するレートで換算され、日本の銀行口座から引き落とされるので送金する手間を省く事ができる。
  9. 出発の2週間前には必要に応じて住民票や年金、税金の各種手続きをしておこう。
  10. 荷物の準備をしよう。じっくり滞在型のワーホリの場合はスーツケース、移動が多い旅行形のワーホリならバックパックがお勧め。
  11. 無事に着いたら、最寄の大使館・領事館に在留届を提出しよう。
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