デンマークの食事情

beef-1204669_960_720■レストランやカフェで

物価事情のペー ジでも書いていますが、デンマークの物価は高め。特に人件費が高い分、外食にかかる費用はとても割高になりますので、レストランでの外食は限られた予算で の生活を考えている方は注意と覚悟が必要です。ちょっとしたカフェで昼食を楽しむと1,500円~2,000円になります。

物価の高いデンマークですが、一方で食品だけに絞ってみると物価はEU国内でも中間ほどに位置しています。そのため生活費を抑制するためには外食を避けて自炊する方法がお勧めです。

■日本食事情

コペンハーゲンにはいくつかの日本食レストランがあります。ただお店によってはデンマーク人のテイストに合うように「創意工夫」がされており、日本的な日本食を期待すると裏切られてしまうケースも。

自炊をする際にお世話になるのが日本食材店。さまざまな日本食材を入手することができます。ただ、現地の食材と比較すると輸入食材は割高になります。
一方で中華食材は日本の食材と似ていながら割安なものがあるほか、日本食材と同じものが見つかることもありますので、こうした中華食材のお店を合わせて活用するのもお勧めです。
そのほか、アラブ系の八百屋などにもアジアの野菜が豊富に揃っています。大根、白菜、もやし、さつまいもやオクラ、小豆や練りゴマのようなものまであり、 アラブのお店で日本のそれと同じ、または似たようなものを探すのはまるで宝探しのよう。店によっては本当の日本食材(味噌やキッコーマン醤油、だしの素や 海苔など)まで置いてある所もあります。店によってはスーパーよりも仕入れが早い所もあり、安く新鮮な野菜や果物が手に入るところも嬉しいポイントです。

■スイーツもお忘れなく!

デンマークといえばデニッシュ。でも、デンマークではデニッシュとは言わないんです。Wienerbrød。つまり、ウィーン風パン。昔デンマークのパン屋さんがデンマークのバターを使って生地を作り、そこに甘いトッピングをしたのがはじまりだそうで、今では誕生日や、会議のときのお茶請けなど、さまざまな場面に登場します。
でも、クリスマスの時期に食べるÆbleskiverが、子供から大人まで大人気ですよね。きっと、この時期にしか出てこないから、毎年食べたくなるのかもしれませんね。夏には絶対見ませんから・・・。
アイス・クッキー・チョコレートはもちろんデンマークでも大人気ですし、夏になれば、おじいさんだってソフトクリーム片手にお散歩しているぐらい、甘い物好きのデンマーク人。きっと、これもほとんどの人が好きでしょう。

そして、日本では見かけないスイーツ。それは、Flødeboller. ウエハースかマジパンの上にチョコレートでコーティングされたメレンゲがのっているものですが、これも誕生日などにはよく登場します。
ココナッツパウダーがかかっているものとかかっていないものがありますね。以前は時々棒状のものをスーパーで見かけたのですが、ここ最近は決まった形のものしか見ません。
Flødebollerも自分で作れるんですよ。材料は、台がマジパンならマジパン、砂糖、水、卵白、チョコレートだけで作れるって言うので、デンマーク人を呼んでのパーティのときなどに、一度試してみてはいかが? 大好評になること間違いなし!!

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