オーストラリアの入国審査

australia-942099_960_720■ワーキングホリデーの入国審査

オーストラリアのワーキングホリデービザでの入国ですが、インターネットを通じて発給されたビザは入国審査官の使用するコンピュータに入っていますので、パスポートを元にこれを照合するという作業になります。ただ、念のためにビザが許可された際にオーストラリア当局より送られてきたメールをプリントして持参した方が良いでしょう。

入国審査時にはパスポートに加えて飛行機の機内配られる入国カードを提示しなければいけません。この際に滞在期間や滞在目的、訪問する予定の街の名前などについて質問されることがあります。また、入国カードにで「申告しなければいけない所持品がある」という欄にチェックをつけた場合、具体的にどんなものがあるのかということも入国時に口頭で確認されます。

なお、以前は入国後に移民局でビザのステッカーをパスポートに貼付してもらう必要がありましたが、現在では当局より特に求められない限りは不要になりました。

■入国審査より厳しいオーストラリアの「検疫」

入国審査を無事に終えた後は荷物を受け取った後に、厳しいことで有名な検疫検査を受けることになります。
シドニー空港の場合は申告するものがあるか口頭で尋ねられた上で、ほとんどの場合、エックス線検査を受けることになります。この際に荷物は自分のものであるのか、そして荷造りは誰がしたのかを再確認されます。この時点で自分のものであると認めた場合、荷物の中身に対してあなたは100%の責任を持たなければいけません。つまり仮にあなたの知らない間に、あなたのカバンに誰かが違法な物を忍ばせても、あなたの責任が問われます! ですから外側にポケットのあるバックパックなどの場合は検疫検査を受ける前にもう一度確認しましょう。また知らない誰かに「関税を避けたいから、代わりにあなたの荷物として検査を通ってほしい」などと頼まれても、絶対に申し入れを受けてはいけません!!
エックス線検査で中身に不審なものや食品と思えるものが見つかった場合、カバンを開けてその場で検疫官に見せ、説明する事になります。そのため、予め食品を持ち込むことが分かっている場合、出しやすいように一箇所に集めておいた方が良いでしょう。
仮に持込が禁止されたものであった場合、その場で放棄するか、送料を自費で負担して送り返す手続きを取る事になります。

なお、申告すべきものがあるにも関わらず、それを隠して検疫を通過しようとした場合、見つかった時点で厳しいペナルティーがありますので、軽はずみな行動は取らないようにしましょう。

オーストラリアに持ち込みできる物、出来ない物などの詳細については、オーストラリア検疫検査局のウェブサイトにて確認することをお勧めします。 IMG_1031

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